理事長挨拶

理事長

大島 弓子

新たな理事会体制での活動を開始しました
-30周年から、40年50年へと続く次のステップに向けて-


2022年6月の評議員会から、新理事体制の2年間の活動がスタートしました。
私は今期、2期目の理事長を担うことになりました大島弓子です。ご挨拶が遅くなりましたが、引き続き、よろしくお願いいたします。
1952年に本学会の前身である日本看護教育研究会の活動から、1991年に学会設立となり、2022年3月には、「30周年記念誌」の発行に至りました。この土台を踏まえて、新理事会は次のステップへと進んでまいります。
新理事のメンバーはHP上にその役割と共に掲載してあります。選挙で選出された理事の12名。理事長指名の理事の2名。合わせて14名の理事。それに、継続任期の監事2名。このメンバーで、2年間、今期理事会の活動をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
2020年のCOVID-19パンデミック以来、すっかり定着したWebによる会議、会員の皆様とのやり取りも、主にオンラインを用いた情報提供やWebによる研修会や講演会、この方法が現在も続いています。学術集会も2020年、2021年、2022年とWebを用いて開催してまいりました。はじめは戸惑っていた方法でしたが、致し方なく多用して活動してまいりました。その活用は、遠隔地でも、また時間的な融通性も多くあることから、多くのメリットが認識され始め、2020年当初よりは、「これが当たり前」となってまいりました。また、2022年度から、本学会は学会誌がオンライン化され、Webジャーナルへと発展致しました。
しかしながら、対面で会議や研修会等々を行わないことを長らく続けてきたことは、人と人の温もりや、無駄話のような雑談から得られる関係性を失うことにもなってきています。人と人の関係を大切にする教育、看護では、この合理性だけではない要素も、実は大切だったのではないかと今、改めて考えさせられています。
つまり、私達の活動には、Webを活用して、またデジタル化したデータを重視した合理的な運用等の新たな方法へのチャレンジ。一方、対面やアナログ的な方法などの視点の重視、これらのどちらの活動も大切にしていくことが必要と思っています。
また、本学会の主題となる看護学教育は、教育・研究を通し質の向上の努力をたゆまず続けてきており、戦後からの70年余のスパンでみれば、大いなる進展をしてきています。しかしながら、進展と同様に長年、多くの課題をかかえたままでもあります。看護教育制度もしかりではないでしょうか。
これらの課題に向けて学会としてどのように考えるか、また、学会の活動をどうしていく事が、会員一人一人の能力育成に今より発展的に寄与するかなど、それらについても先を見据えた将来構想を考えたいと思っております。2年間での達成には大きすぎるのではないかと思っておりますが、先を見据えて、一歩一歩進みたいと思っているところです。
皆様、一緒に、歩んでいきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。