研究推進・研究助成委員会

2つ事業を所掌しています。1つ目は、「会員の研究活動の推進」事業です。この事業では、学会誌や研究助成において採択される質の高い論文や申請書を作成するためには、どのような取り組みが必要かについて検討しています。2011年度から理事会特別企画として、学術集会で会員の皆様と交流する場を設け、情報交換をしております。2つ目は、「研究者育成のための研究助成」事業です。研究助成については、募集案内をHP・学会誌(2号11月発刊)に随時掲載しておりますので、応募期間(12月上旬~1月下旬)に留意され、多くの方々がエントリー下さいますようにお願いいたします。

【委員長(所属)】

研究推進:本庄恵子(日本赤十字看護大学)
研究助成:白水眞理子(姫路大学)

【委 員(所属)】

●研究倫理委員会
小松万喜子(中部大学)、佐藤正美(東京慈恵会医科大学)、長家智子(第一薬科大学)、新美綾子(日本福祉大学)

●研究倫理審査部会
部会長:小松万喜子(中部大学)
副部会長:山勢博彰(山口大学)
林千冬(神戸市看護大学)、跡上富美(東北大学)、 森山幹夫(健康科学大学)、大北全俊(滋賀医科大学)、堀口一明(医学書院) 

【2023年度活動内容】

1.研究推進
1)研究推進ワークショップ:「教育実践を研究にするためのワークショップ(動機からリサーチクエスチョン/研究目的を導く(講師:江本リナ先生 日本赤十字看護大学教授)」を実施した。
2)フォローアップ研修(研究計画書個別指導):ワークショップを受講した人の内、会員の希望者に研究計画書の個別指導を実施した。2023年度は3名の参加があった。

2.研究助成
1)2023年度研究助成
2023年度は5件が採択されており、年度末に研究助成報告書や収支報告を確認し、研究助成事業の収支報告を行った。研究成果は第34回学術集会で発表される。
2)2024年度研究助成
2024年度より総額を150万円から200万円に増額して公募及び審査を行い、理事会にて7件の採択を決定した。 その他、制度の効果的な運用を目指し、募集要項や応募様式、チェックリストの見直し等を行った。

【2022年度活動内容】

1.研究推進
(1) 第32回学術集会における【理事会企画】:
「看護学教育研究の鍵となる教育評価―その本質を学ぶ-」というテーマで、梶田叡一先生(聖ウルスラ学院理事長、兵庫教育大学名誉教授)にご講演いただいた。2022年8月6日(土)に同時双方向型のLIVE形式で実施し(アクセス数106件)、オンデマンドで事後配信(アクセス数212件)した(合計アクセス数318件)。
(2) 研究推進セミナーの開催:
「教育実践を研究にするためのワークショップ:教育実践現場での成果検証」(2023年1月8日(月祝) 13時~16時)を、同時双方向型のLIVE形式で実施した(当日参加者17名)。佐藤浩一先生(群馬大学大学院教育学研究科教授)のご講演部分(約60分)のみ、希望する会員(346名)にオンデマンドで事後配信した(2023年2月1日~28日)。
(3)研究推進に向けた「フォローアップの個別指導」:
2023年2月~3月に、Webを用いた同時双方向型の研究計画書洗練のための個別指導を、希望者に各2回実施した(受講者4名)。

2 研究助成
(1)COVID-19特例により発表が延期されていた2020年度研究助成4件および2021年度研究助成4件の学術集会での成果発表が、第32回学術集会(オンライン開催)にて行われた。なお2022年度より、理事会企画としてではなく通常の演題登録システムによる成果発表に変更した。
(2)2022年度の研究助成は5件が採択されており、年度末に研究助成報告書や収支報告を確認し研究助成事業の収支報告を行った。
(3)2023年度の研究助成の公募及び審査を行い、理事会にて5件の採択を決定した。助成額の増額について審議し、2024年度より総額を150万円から200万円に増額する予定である。