研究助成
2025年度研究助成募集要項
1.研究助成の目的
一般社団法人日本看護学教育学会(以下「本学会」という)定款第4条(4)に基づく事業の一環として、優秀な研究者育成のために、研究費用の一部を助成し、看護学教育の向上を図り看護学の発展に寄与することを目的とする。
2.研究助成の対象
看護学教育に関する個人または共同の研究
3.応募資格
1)申請者は本学会会員である期間が入会年度を含めて3年度以上であること
2)教育または看護実践に携わる者であること
3)共同研究者は、申請時に正会員であること
4)同一の研究課題で、他の研究助成を申請あるいは受けていないこと
4.研究助成金の金額
研究1題について50万円を上限とし、総額200万円とする。
5.研究助成期間
2025年4月1日~2026年3月31日までとする。
6.応募方法
1)本学会所定の申請書に必要事項を記載し、10部(正1部、副9部)を書留またはレターパックプラスで学会事務局に送付する。併せて申請書一式のPDFファイルを学会事務局にメール添付で提出する。
<申請書の内容>
●研究者情報(氏名、年齢、所属、会員番号など)
●研究課題
●研究目的
●研究方法
●活動計画
●申請者の業績(申請課題との関連文献に限定)
●研究助成金の予算書など
2)応募受付期間
2024年11月1日(金)~2025年1月6日(月)消印有効
3)申請書の様式
研究助成申請書(様式1~5、様式5参考資料)
研究助成申請書チェックリスト
7.選考および助成の決定
研究推進・研究助成委員会で審査し、理事会の議を経て、2025年3月下旬までに応募者に通知する。
8.研究助成金の使途と報告
1)助成金の使途は、研究活動に必要な旅費、消耗品費、通信・運搬費、印刷費などとする。
※1 5万円未満の物品は消耗品とする。
※2 研究機器・備品費は全額の30%以内とする。
※3 人件費は全額の30%以内とする。
※4 研究活動に必要な旅費とは、研究課題を達成するための調査旅費や成果を発表するための学会参加費及び旅費のことである。他の用件での学会参加費・旅費は認めない。
2)助成を受けた者は、研究成果の概要と収支の状況を別紙様式で交付月日から1年以内に理事長宛に提出する。
9.研究成果の報告
1)研究助成を受けた者は、翌年の本学会学術集会で研究助成成果として発表し、かつ2年以内に本学会誌に投稿する義務がある。
2)研究助成成果を公表する場合は、本学会の研究助成金による研究であることを明記する。
一般社団法人 日本看護学教育学会事務局
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル9F
㈱毎日学術フォーラム内
TEL: 03-6267-4550 FAX: 03-6267-4555
E-mail: maf-jane@mynavi.jp
過去の研究助成一覧
北林真美(日本赤十字秋田看護大学)他1名
「看護学部1年生の学習意欲とレジリエンスの関連」
監物佳子(聖路加国際大学)
「小児看護師の臨床判断の特徴と発達―小児医療現場におけるマイクロ・エスノグラフィ―」
小宮山陽子(東京女子医科大学)
「看護基礎教育におけるヘルスアセスメント学習到達度明確化のための評価ツールの開発」
酒井田由紀(岐阜協立大学)他1名
「医療専門用語に関する説明能力の獲得過程―臨床看護師を対象とした調査―」
二井矢清香(広島国際大学)他3名
「看護学生が教える経験を通して育む指導能力―学年の違いに着目した内容分析―」
前原宏美(鹿児島純心大学)
「精神科看護実習における看護学生の安全管理に関する認識の変容の過程」
武藤諒介(秋田大学)他1名
「Augmented Reality技術を活用した看護用具を現実世界へ可視化するアプリ教材の教育効果の検証」
飯倉充美(医療創生大学)
「ICTを活用したディープ・アクティブラーニングが社会人基礎力に与える効果の検証 -ARCSモデルを理論的基盤として-」
小川明佳(和洋女子大学)他2名
「新人看護職員研修ガイドライン導入による離職防止効果と離職の現状についての看護部長の認識-混合研究法を用いて-」
寺門亜子(帝京科学大学)
「2020年度に入学しCOVID-19情勢下で学習を継続してきた看護学生の対処方略の一考察-学習を継続する上で抱いた思いや、職業レディネスとの関連もふまえて-」
長井 聡子(東京医科歯科大学大学院)他1名
「米国でCOVID-19患者への看護を経験し働き続けている看護職のワーク・エンゲイジメントの促進要因」
藤木眞由美(目白大学)他2名
「看護系大学の精神看護学における災害看護に関する教育の現状 -シラバスの記述内容の分析及び教科書分析を通して-」
池口佳子(文京学院大学)他1名
「単位積み上げ型方式で学士号を取得した看護師の経験に関する研究 -Web支援体制構築に向けた基礎調査-」
金山俊介(鳥取大学)
「小児ネフローゼ症候群患者への安全な看護実践に向けた薬理学教育プログラムの開発」
茂野香おる(淑徳大学)他1名
「熱布バックケアを臨床実践に取りいれた看護師の経験と意味づけ」
森 莉那(愛知医科大学)他2名
「外来看護実習(成人看護学実習)後の学生によるフォーカスグループディスカッションを通して得られた学修成果の評価」
山口幸恵(常磐大学)他1名
「看護学実習における学生の「振り返り」に影響する要因 -「自己を見つめる力」と振り返り内容との関係-」
齊藤史恵(弘前学院大学)他1名
「看護学生のラーニングアウトカム向上のためのピア評価の実践と評価-TBLにおける 繰り返し効果の検証-」
寺岡三左子(順天堂大学)他3名
「看護基礎教育における臨床判断能力育成に向けたデジタルムラージュ教材の開発-オンライン学習に適したプロトタイプの作成と評価-」
寺門亜子(神奈川歯科大学短期大学部)
「COVID-19影響下における看護教員のメンタルヘルスに関する研究」
本谷久美子(埼玉医科大学)他4名
「臨地実習指導者が求める周手術期領域の知識項目に関するミニマム・エッセンシャルズ-デルファイ法による調査-」
脇坂豊美(甲南女子大学)他5名
「看護技術の修得に向けたポートフォリオ活用の有用性-シーツ交換の 演習における学生の学びの過程の特徴と技術修得度の分析をとおして-」
宮村啓子(三重大学大学院)他2名
「看護師のための自律的学習動機づけ尺度の開発」
松澤明美(茨城キリスト教大学)他2名
「子どもの成長発達を統合する思考を育むシミュレーション教育プログラムの 開発と評価」
田中千尋(立命館大学大学院)他1名
「看護教員の力量形成過程-複線径路等至性アプローチ(TEA)による分析-」
鈴木洋子(武蔵野大学大学院看護学研究科看護学専攻博士後期課程)
卒後2年目看護師の主体的,能動的な行動の獲得と組織適応に関する研究 -組織社会化の視点から-
難波(北村)亜希子(山陽学園大学看護学部)他1名
知的障がい児への性教育の実態調査 -教諭,養護教諭へのアンケート調査から-
西岡久美子(関東学院大学看護学部)他2名
保存期慢性腎臓病患者のエンパワメントを支援する 看護ケアの臨床指針の明確化
前原宏美(西九州大学看護学部)他2名
精神看護学実習における看護学生と対象の援助的関係形成に関する研究
中岡亜希子(大阪府立大学大学院)他3名
日本語版 Mentors’ Competence in Clinical Mentoring of Nursing Students (MCI)の開発
合田友美(宝塚大学)
入院中の子どもと家族のイメージ化を図るVR教材の有効性の検証
嶋﨑和代(中部大学)
主任看護師による人材育成行動自己点検ツール原案の作成
該当者なし
武冨貴久子 (北海道大学大学院) 他1名
臨地実習の学習環境・指導教育に対する看護学生の認識: CLES+T 評価尺度日本語版の開発および実態調査
井村弥生(関西医療大学)他1名
看護学生の術直後の患者の観察時における視線軌跡の傾向 ―看護学生と看護師との比較―